WordPressを運用してから、アップデートの煩雑さ、セキュリティ面での不安を感じる方は多いのではないでしょうか?
さらに、バックアップもしっかりできているか、サーバの容量を圧迫していないかなど、日々気を掛ける点は意外と多いです。
他のCMSよりプラグインが豊富のため多数プラグインをインストールしてしまうこで、アップデートの頻度が多くなる煩雑さも増してしまうのも煩雑さを感じせる原因の一つです。
そういった中でWordPressの保守管理の負荷を軽減したい、専門的な知識がないとセキュリティの面もケアできないという要望から、多くの保守サービスが存在します。
今回WordPressの保守管理サービスの一覧とサービス比較を下記にまとめました。
全く同じサービスメニューという訳ではないので、下記条件にて比較し掲載しています。
目次
下記はサービスの比較表です。次項目にて順次サービスの詳細をご紹介します。
※2024年1月 WordPressケアスタジオ調べ。最新や正確な内容は各サービスにてご確認ください。以下の◯△×は全サイトとでの相対的評価になります。価格はすべて税込です。
サービス名 (プラン名) | B-CREATE (ライトプラン) | Bizサポート (定期保守プラン) | EnterpriseOSS (Basic Plan) | PxDesign (プレミアム) | High Five Create (ビジネス) | Hilarious Media Company | interfacedesign Studio (メンテナンスプラン) | Samurai24 (バックアップ+セキュリティパック) | StudioBRAIN | T-link | Warrown (スタンダードプラン) | WEB・IT コンサルパートナー (ベーシックプラン) | WEB LOGIC (スタンダードプラン) | WEBYA (ベーシックプラン) | WordPress.make | WordPressRescue | WordPressケアスタジオ (スタンダードパック) | WP保守工房 (ベーシックプラン) | YouCube (ビジネスプラン) | キオミルWP保守 | シングスマネジメント (レンタルサーバプラン) |
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初期費用 | B-CREATE(ライトプラン)33,000円〜 | Bizサポート(ライトプラン)不明 | EnterpriseOSS(Basic Plan)不明 | PxDesign(プレミアム)88,000円 | High Five Create(ビジネス)0円 | Hilarious Media Company33,000円 | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン)不明 | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック)57,750円 | StudioBRAIN不明 | T-link55,000円 | Warrown(スタンダードプラン)55,000円 | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン)不明 | WEB LOGIC(スタンダードプラン)不明 | WEBYA(ベーシックプラン)不明 | WordPress.make0円 | WordPressRescue0円 | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック)0 or 33,000円 | WP保守工房(ベーシックプラン)55,000円 | YouCube(ビジネスプラン)0円 | キオミルWP保守0円 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン)0円 |
月額費用 | B-CREATE(ライトプラン)11,000円 | Bizサポート(ライトプラン)44,000円 | EnterpriseOSS(Basic Plan)80,666円 | PxDesign(プレミアム) 55,000円 | High Five Create(ビジネス)19,800円 | Hilarious Media Company22,000円 | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン)24,750円 | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック)56,100円 | StudioBRAIN5,500円 | T-link11,000円 | Warrown(スタンダードプラン)11,000円 | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン)33,000円 | WEB LOGIC(スタンダードプラン)16,500円 | WEBYA(ベーシックプラン)15,400円 | WordPress.make44,000円 | WordPressRescue20,460円 | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック)19,250円 | WP保守工房(ベーシックプラン)88,000円 | YouCube(ビジネスプラン)16,500円 | キオミルWP保守33,000円 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン)5,280円 |
初年度合計 | B-CREATE(ライトプラン)150,000円〜 | Bizサポート(ライトプラン)528,000円〜 | EnterpriseOSS(Basic Plan)880,000円〜 | PxDesign(プレミアム)748,000円〜 | High Five Create(ビジネス)237,600円〜 | Hilarious Media Company297,000円 | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン)264,000円〜 | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック)730,950円 | StudioBRAIN66,000円〜 | T-link187,000円 | Warrown(スタンダードプラン)187,000円 | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン)396,000円〜 | WEB LOGIC(スタンダードプラン)198,000円〜 | WEBYA(ベーシックプラン)184,800円〜 | WordPress.make480,000円 | WordPressRescue245,520円 | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック)231,000円 | WP保守工房(ベーシックプラン)1,111,000円 | YouCube(ビジネスプラン)198,000円〜 | キオミルWP保守396,000円 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン)63,360円 |
アップデート対応 | B-CREATE(ライトプラン) | Bizサポート(ライトプラン) | EnterpriseOSS(Basic Plan) | PxDesign(プレミアム) | High Five Create(ビジネス) | Hilarious Media Company | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン) | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック) | StudioBRAIN | T-link | Warrown | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン) | WEB LOGIC(スタンダードプラン) | WEBYA(ベーシックプラン) | WordPress.make | WordPressRescue | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック) | WP保守工房(ベーシックプラン) | YouCube(ビジネスプラン) | キオミルWP保守 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン) |
セキュリティ対応 | B-CREATE(ライトプラン) | Bizサポート(ライトプラン) | EnterpriseOSS(Basic Plan) | PxDesign(プレミアム) | High Five Create(ビジネス) | Hilarious Media Company | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン) | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック) | StudioBRAIN | T-link | Warrown(スタンダードプラン) | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン) | WEB LOGIC(スタンダードプラン) | WEBYA(ベーシックプラン) | WordPress.make | WordPressRescue | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック) | WP保守工房(ベーシックプラン) | YouCube(ビジネスプラン) | キオミルWP保守 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン) |
バックアップ対応 | B-CREATE(ライトプラン) | Bizサポート(ライトプラン) | EnterpriseOSS(Basic Plan) | PxDesign(プレミアム) | High Five Create(ビジネス) | Hilarious Media Company | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン) | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック) | StudioBRAIN | T-link | Warrown(スタンダードプラン) | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン) | WEB LOGIC(スタンダードプラン) | WEBYA(ベーシックプラン) | WordPress.make | WordPressRescue | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック) | WP保守工房(ベーシックプラン) | YouCube(ビジネスプラン) | キオミルWP保守 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン) |
お問い合わせ対応 | B-CREATE(ライトプラン) | Bizサポート(ライトプラン) | EnterpriseOSS(Basic Plan) | PxDesign(プレミアム) | High Five Create(ビジネス) | Hilarious Media Company | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン) | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック) | StudioBRAIN | T-link | Warrown(スタンダードプラン) | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン) | WEB LOGIC(スタンダードプラン) | WEBYA(ベーシックプラン) | WordPress.make | WordPressRescue | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック) | WP保守工房(ベーシックプラン) | YouCube(ビジネスプラン) | キオミルWP保守 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン) |
運用サポート有無 | B-CREATE(ライトプラン) | Bizサポート(ライトプラン) | EnterpriseOSS(Basic Plan) | PxDesign(プレミアム) | High Five Create(ビジネス) | Hilarious Media Company | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン) | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック) | StudioBRAIN | T-link | Warrown(スタンダードプラン) | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン) | WEB LOGIC(スタンダードプラン) | WEBYA(ベーシックプラン) | WordPress.make | WordPressRescue | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック) | WP保守工房(ベーシックプラン) | YouCube(ビジネスプラン) | キオミルWP保守 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン) |
費用対効果 | B-CREATE(ライトプラン) | Bizサポート(ライトプラン) | EnterpriseOSS(Basic Plan) | PxDesign(プレミアム) | High Five Create(ビジネス) | Hilarious Media Company | interfacedesign Studio(メンテナンスプラン) | Samurai24(バックアップ+セキュリティパック) | StudioBRAIN | T-link | Warrown(スタンダードプラン) | WEB・IT コンサルパートナー(ベーシックプラン) | WEB LOGIC(スタンダードプラン) | WEBYA(ベーシックプラン) | WordPress.make | WordPressRescue | WordPressケアスタジオ(スタンダードパック) | WP保守工房(ベーシックプラン) | YouCube(ビジネスプラン) | キオミルWP保守 | シングスマネジメント(レンタルサーバプラン) |
各社サービスを順にご紹介します。※50音順
テーマ数に応じて選べる保守サービス。
必要最低限セキュリティ対策を実施。
改ざんチェックは上位プランも共有サーバーは対応していない。
北海道のフリーランスの方の保守サービス。
ホームページの規模(ページ数)によって追加料金が発生する場合があるため、上記金額で収まらない場合もあります。
Bizサポート(定期保守プラン)システムのサポートサービスが豊富な会社のサービス。
サポート対象プラットフォームがWordPress3.1 以上、PHP 5.2 以上、MySQL 5.0.15 以上と古いバージョンも対応できる。
EnterpriseOSS(Basic Plan)フリーランスのWebデザイナー兼ディレクターのサービス。
保守管理サポートは、あくまでサイトを安全に運営していくためのアップデートとバックアップの作業費であり、実際に何か問題があったときの復旧作業費用については、その都度、状況が異なりますので、別途見積もりとなるとのこと。
また、メディアサイト、ECサイト、多言語サイトなどの場合には別途お見積もり。
プレミアムプランでは、月1回のアクセス解析レポート、月1回のサイト改善提案あり。ほか、上記プランよりライトなスタンダードプランもありますが、メールや電話での問い合わせが無いので、用途に合わせて検討ください。
自動化による効率的な定期作業と手動によるメンテンスサービス。
基本的な保守内容が整っていますが、各種レンタルサーバーに対応し、クラウドサーバーやVPS、WordPressの更新プログラムを遮断するプロバイダの利用やプログラムを設定している場合は、サービス提供ができないケースがあります。
High Five Create(ビジネス)1ヶ月単位でのご契約・更新できる保守サービス。
WordPressのコアに関してはマイナーアップデートのみ、メジャーアップデートについては、安定版のマイナーアップデートがリリースされるまでアップデートを控えるようです。
保守のオプション内容によっては、別途オプション費用が発生する場合があり、上記金額で収まらない可能性があるとのこと。
スポットでのサイト修正やWordPressの拡張にも柔軟に対応いただけるサービス。
沖縄県のウェブ会社のサービス。
ご契約は「1年」または「6ヵ月」単位での更新・お支払いする体型。
WordPress使用方法に関するご質問にも月5回まで費用内で対応可能。エンジニア在住で要望に応じたWordPressのカスタマイズにも別途費用で対応可能。 複数のWordPressを同時に保守する場合、サイト数に応じてボリュームディスカウントを検討いただける。
WordPressの改ざん復旧とマルウェア駆除に特化したサービス。
脆弱性を利用されやすいプログラムやマルウェアでよく利用されるプログラムの使用を制限するためのアップデートを不定期に実施する。 極力サーバーの仕様を変更せずに対策し,複雑なサーバー構成でも影響を最小限にとどめてもらえる。
Samurai24(バックアップ+セキュリティパック)できるだけ安全な状態を維持して、万が一の場合には速やかに復旧させるサービス。
WEBサイトの内容や規模、アクセス量によって、当サービスがお申込みできないと判断させていただく場合があります。
また、お申し込みいただいた後でも、トラブル内容によっては復旧までに時間が掛かったり、完全に復旧できないケースがあるとのこと。
セキュリティ対策のみといった要望にも対応可能なサービス。
WordPress保守・管理サービスの最低利用期間は3ヶ月から。独自にカスタマイズされているWordPressへの対応は、基本的に対応してもらえない。
多数のWordPressの保守・管理サービスを依頼する場合、ボリュームディスカウントを検討いただける。
Webサイトの漫画マーケティングを主軸にした会社のサービス。
他社で制作したWebページの保守をご希望される場合は、初期費用231,000円ですが、WarrownでWebページを制作したお客様は初期費用0円になるとのこと。他社で制作したWebページは初期費用でウィルス感染チェック並びにバックアップをしてくれる。
年払いの場合1ヶ月分割引となります。ほか、上記プランよりライトなお手軽プランもありますが、メールや電話での問い合わせが無いので、用途に合わせて検討ください。
初期構築を任意にお任せできる会社のサービス。
保守に合わせて、更新代行サポート、SEOサポートのパッケージをオプションで追加できる。
アップデートとバックアップはサイトを安全に運営していくための作業費で、実際に何か問題があったときの復旧作業費用については、その都度別途見積もりとなる。
Webサイトの構築と一緒に保守を依頼すると初期費用が0円になるサービス。
バックアップのみも行うバックアッププランがあります。ほか、特殊なサイト・大規模サイトの場合は、カスタムプランとして別途見積もり対応となります。
WEB LOGIC(スタンダードプラン)お手軽にWordPressの保守管理を安くお願いしたいという方には利用しやすいサービス。
定期的なバックアップと定期的なwordpressのバージョンアップを行い、毎月ご報告がいただける。
保守開始にはwordpressのプラグインや監視ツールの設定等し開始をする。 関東圏であればお伺い可能です。それ以外の地域の場合はSkypeなどを用いたオンラインでの打ち合わせが可能。
お使いのサーバ種類で保守を選ぶサービス。
VPSやAWSプランといった上位プランもあります。別途カスタマイズサービスやプラグインの紹介もサイトで行っている。WordPress本体、プラグインのアップデート、それに伴う不具合の対応、定期バックアップをベースに、運用コストを削減するための更新サポートも対応している。
WordPressRescue専門のプロスタッフによる万全なセキュリティと明瞭な料金体系のサービス。
セキュリティ診断をし、万全なセキュリティ環境を独自のスクリプトとプラグインにて初期導入の際に構築します(初期費用内対応)。また、WebデザインやPHP、JavascriptなどWordPressに必要な言語に長けているので、プラログラムエラーや表示崩れなどのトラブルはもちろん、サイトの拡張や構築も安心してお任せできます。
料金はサイト機能によってすべてスケールできる料金体系のため明瞭会計です。
その他サイトではWordPressの各種情報を発信し業界や一般の方の知識の底上げに貢献しています。
運用更新とセットになった保守管理サービス。
運用更新をメインとしているので、保守単体のみのと比べると割高になります。運用更新までお願いしたい場合に検討が望ましい。
インシデントというチケットで作業を管理している。 1回の作業で、2時間以下の工数の場合でも、1インシデントとなります。 (1インシデント=15,000円)
WordPress本体やプラグインのバージョンアップ3-4インシデント(環境により異なる)ので、実際の作業は要望に応じて対応してもらえるが、インシデント自体概念がサービス内の概念のため、事前に作業は費用感としてすり合わせしておく必要がありそうです。
初心者には頼もしいサービス。
月額費用はサーバ費用込です。FTP権限はなくサーバの権限はすべてYouCubeになるので、FTPを使ってサイトのカスタマイズ必要としない方、webサイト関連の初心者には向いています。
WordPressのプラグインは使用せず、データベースは毎日、アップロードしたファイルなどは毎週バックアップし、1年間保管するとのことで安心です。
東京のWeb制作会社が運営するWP保守サービス。
2018年9月の会社設立の比較的新しいサービスです。東京のWeb制作会社が運営しているので、保守サービスはもちろんですが、管理画面のカスタマイズなど、Webサイトを円滑に運用できるようなご提案もいただけるとのこと。
キオミルWP保守お手頃に導入しやすいサービス。
エラー時には、一次対応として被害の拡大防止措置や緊急復旧作業を料金内で対応いただけるので安心。
一時的に発生するスポット的なテクニカルサポートや一回限りの設定作業、インフラの整備、技術導入支援を行うプロフェッショナルサービスがあります。
最初の初回契約は3ヶ月契約。それ以降、1ヶ月単位の更新制で契約できます。
上記掲載した内容の平均を紹介します。掲載内容はAIやジェネレーターを使い平均的な内容を想定して掲載しています。
WordPress保守サービスを平均化したサービス。
テーマを除く、コアやプラグインのアップデートをします。バージョン以外のセキュリティ対策はプラグインで対策をします。
バックアップは頻度は不明ですが隔月か毎月は期待できそです。お問い合わせは、メールのみになります。※電話対応はより料金上のプランなどで対応がある場合もあります。
運用サポートは、実施内容をお聞きしてからの判断とお見積りとなります。
上記の業界の平均を参考に、優先度の高い/低い、必要/不要な内容とを検討し、どの部分に費用を掛けるのか検討することが現実的です。ただ、そもそもサイト設計に詳しくないと判断が難しい状況でもあります。とは言えWordPressを使っていても、いなくても優先すべきことがセキュリティ対策です。そのためセキュリティを軸に考えることをお薦めします。
セキュリティは改ざんや情報漏洩があると自社の問題だけでなくなるので、しっかり対応することが好ましいです。
セキュリティはプラグインで設定できる範囲も限られており、別途調整などをすることが一般的には必要なので、ある程度知見のあるサービスを選ぶことをお薦めします。
またセキュリティの側面から、アップデート対応はWordPressのプログラムのセキュリティのアップデートも含まれるので重要です。
WordPressは世界で最も人気なCMSが故に、ハッキングや改ざんのターゲットとなりやすいのも理由の一つです。
セキュリティ以外の項目の考え方
バックアップは、改ざんやデータ紛失などの場合にあると好ましいですが、サイトの更新頻度があまり高くないようであえば、不用意に頻度が多くてもサーバ負荷が高くなるので、一般的には月1〜週1くらいの頻度でおこなうことで十分かと思われます。運用サイトの更新頻度に依りますが、月1〜週1くらいの頻度でバックアップすることで、万が一の際のリカバリも大変ではありません。
通常の運用保守がしっかりしていれば、トラブルもなくお任せできるので、そうそう連絡することも少ないので、メール対応でも十分かと思います。
比較項目: |
(左)平均サイト vs (右)WordPressケアスタジオ
初期費用: |
24,978円(税込) > 33,000円(税込)
※ただし、セキュリティ診断+セキュリティ施策など他社にない初期対応をしております。
月額費用: |
31,028円(税込) < 19,250円(税込)
※11,778円お得 ※サイト規模に依ります
初年度合計: |
383,355円(税込) < 231,000円(税込)
※152,355円お得 ※サイト規模に依ります
アップデート:|
<
セキュリティ: |
<
※独自スクリプトとプラグインでセキュアな環境を構築
バックアップ: |
<
※月1、週1、毎日から選択が可能
お問い合わせ:|
< ※基本はメールのみ。緊急時は電話。
保守のWEB見積り・ご依頼は以下からご申請いただけます。
※フォームを送信しないでも、保守内容を選択することで費用概算も確認いただけます。
保守管理サービスでよく利用されるキーワードを補足します。
WordPressのアップデートには4種類あります。
一般的にはWordPress本体、プラグインがセキュリティの肝になるので、アップデートサービスもこの2点は必ずアップデートすることが多いです。
テーマは公式のものから、有料や自作のものがありますが、WordPressの公式で配布しているものについては、管理画面からアップデートできます。
公式テーマ以外は、セキュリティホールのチェック済みのものですが、それ以外は製作者の判断によってセキュリティチェックがなされているので、必ずともセキュリティ的に安全であると言えない場合もあります。
また、自作の場合は、プラグインと同様にデータベースとの通信をするようなスクリプトも実装できるため、汎用的なセキュリティチェックの必要性があります。
翻訳は、開発言語以外の翻訳ファイルになりますので 基本的には、素直にアップデートをすることで支障がないファイルです。
コア(WordPress本体)のアップデートの種類は、メジャーとマイナーアップデートの2種類があります。
メジャーアップデートは、機能や設計に関わる大きなアップデートとなります。バージョンは基本的に数字で ●.●.◯ という形で扱っていますが、●部分の数字が変わる場合がメジャーアップデートになります。
具体的には5.9.8 から 6.0.0や、6.1.1 から 6.2.0 などのアップデートを指します。
大きなアップデートになるため、場合によっては表示や動作の不具合が起こる可能性があります。アップデートの前にはバックアップを実行して問題が生じた際は戻せる対策をしておくことをお薦めします。
マイナーアップデートは、セキュリティ対策された緊急リリースやバグ修正など、軽微なアップデートの際に行わるアップデートになります。●.●.◯の◯部分のアップデートがマイナーアップデートになります。
具体的には5.9.8 から 5.9.9や、6.1.1 から 6.1.2 などのアップデートを指します。
自動アップデートが有効になっている場合は、自動でアップデートがされます。※設定で変更可能です。基本的にはマイナーアップデートで表示や機能の不具合が生じることはほぼありません。
WordPressのセキュリティホールになるファイル郡は、コア(WordPress本体)、プラグイン、テーマがあります。
何度もアップデートをしているWordPressですがそもそもの設計自体のセキュリティホールがあり、未だに改善されていない問題もあります。
ほか、インターネット上の汎用的なハッキングや改ざん方法もあり、それらを網羅的に対応する必要があります。
そのため単にWordPressをインストールしただけでは、セキュリティホールは存在したままとなり、改ざんが容易にできる状況となっています。
セキュリティを向上するため各種プラグインもリリースされていますが、設定ファイルやサーバ設定でないと防げない攻撃もあり、多角的にセキュリティ対策をする必要があります。
保守サービスではセキュリティ対策を実施しているサービスが多いですが、対応の内容はまちまちなので、ご自身である程度確認いただくか、セキュリティに詳しいサービス提供社に依頼することをお薦めします。
WordPressを構成しているデータは、Webデータ(PHP、CSS、JavaScript等のデータ)とデータベース(記事や固定ページの中身)に区分できます。
具体的には下記になります。
Webデータ:WordPressのコア、WordPressのテーマ、プラグイン、投稿画像などのアップロードファイル、その他FTPでアップしたファイル。
データベース:管理画面で設定した内容(記事、固定ページ、WordPressの設定、WordPressのログイン情報)
動的に運用しているため、破損や改ざんされた場合は、バックアップが無い限りは完全に復元は不可能です。
バックアップがないと構築から運用した全ての内容をまた0ベースで構築となるので、とてつもなく大変な作業となります。
そのため基本には、バックアップしながら運用することをお薦めします。保守サービスを利用の際は、具体的にファイル区分のどこまでが対象となるのか確認が必要となります。またその頻度も運用更新と比べて十分であるかの検討も必要となります。
長く運用しり、記事投稿が多いサイトでは、1回のバックアップが数GBになる場合もあるので、そのデータ容量の空きや転送量に問題ないか保存方法も検討が必要となります。