WordPressのバージョン別の動作環境/推奨環境

サーバ環境によってWordPressのバージョンのアップデートが出来たり、出来なかったりします。
既存環境で最新のWordPressにアップデートで出来ない場合は、往々の場合PHPのバージョンが低いかと思います。

新規でサーバ構築する際にもどのバージョンで環境用意するべきかも耐用年数も検討して、設計が必要です。 以下にバージョンごとの動作・推奨環境をまとめているので、ご活用ください。
WordPress.orgの推奨環境の案内はこちら

WordPressバージョン別動作環境/推奨環境

動作環境推奨環境
WordPressPHP(低〜高)MySQLPHPMySQL (MariaDB)
6.47.08.35.0.15以上8.1以上5.7以上 (10.2以上)
6.38.27.4以上
5.9 – 6.25.6.205.6以上 (10.1以上)
5.6 – 5.88.0
5.57.4
5.3 – 5.47.3以上
5.27.3
5.0 – 5.15.2.45.6以上 (10.0以上)
4.9.5 – 4.9.x7.27.2以上
4.9.0 – 4.9.47以上
4.7 – 4.87.1
4.0 – 4.65.2.45.6以上
3.2 – 3.95.2.4以上5.0.15以上
3.0 – 3.14.34.34.1.2以上4.3以上4.1.2以上

※動作環境は、WordPressコアファイルのみ対象となりますので、プラグインやテーマファイルによっては、上記の範囲内のバージョンでも動作しない場合があります。推奨環境のバージョンでの運用をお薦めいたします。


各種バージョンの確認方法

WordPressのバージョン

管理画面ログイン後 {管理画面のURL}/about.php で確認できます。

PHPのバージョン

WordPress 5.2以降では 管理画面サイドメニュー > ツール > サイトヘルス からサイトの状態を診断でき、PHPのバージョンを確認することができます。
{管理画面のURL}/site-health.php で確認できます。
WordPressのバージョン及びPHPバージョンの兼ね合いによって「致命的な問題」「おすすめの改善」「問題のない項目」のいずれかに振り分けられ、バージョン情報とともに状況を確認できます。
WordPress 5.1以前は以下のMySQLのバージョン確認方法で合わせて確認いただけます。

MySQLのバージョン

phpinfoで確認するのが簡単です。
<?php phpinfo(); ?>
と書いたphpファイルを作成して、サーバにアップしてアクセスすると確認できます。PHPのバージョンもこのファイルで確認できます。※セキュリティ上、確認後は削除もお忘れなく。


PHPバージョン別サポート

常に推奨バージョンを利用することをお薦めします。
サポートが切れている場合は、パッチが適用されていないセキュリティ脆弱性にさらされる可能性があるため、早めにアップグレードする必要があります。

PHP
バージョン
リリース日アクティブ
サポート終了
セキュリティ
サポート終了
8.32023/11/232025/11/232026/11/23
8.22022/12/82024/12/82025/12/8
8.12021/11/252023/11/252024/11/25
8.02020/11/262022/11/262023/11/26
7.42019/11/282021/11/282022/11/28
7.32018/12/062020/12/062021/12/06
7.22017/11/302019/11/302020/11/30
7.12016/12/012018/12/012019/12/01
7.02015/12/032017/12/032018/12/03
5.62014/08/282017/1/192018/12/31

アクティブサポート
積極的にサポートされているバージョンです。報告されたバグやセキュリティ問題は修正され、定期的にリリースが行われます。

セキュリティサポート
重要なセキュリティ問題のみをサポートするバージョンです。リリースは必要な場合のみ行われます。

セキュリティサポート切れ
サポートが終了しているバージョンです。


WordPress、PHP、MySQLのバージョンアップも承けたまりますのでお問い合わせください。

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